グループ分けして練習する理由とは? ~異なる価値観でもそれぞれ楽しむために

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今朝のチーム練、ストレスを感じることがあり、練習中も思わず怒鳴ってしまった…

その理由も含めて、最近感じていることをFBのグループに投稿しようかと思ったが、自転車に乗る価値観が異なるなかで、簡潔に書いて理解してもらえる自信もないし、反論に対応するのも面倒だし(反論はしないけど理解を得られず不満だけ持つ人もいるはず)と考えて結局やめた。

かといって、そのままにしておくとモヤモヤが残りそうなので、一旦吐き出すことと、考えを整理しておくために記事にする。

 

練習の様子

今日はおそらく40人弱はいただろうか、走力に合わせて4つのグループに分けて、走力の低いグループから2〜3分間隔をあけてスタート。

私は3番目のグループ。Jさん、Sさん、Mさん、Iさん、Gさん、私の6名。

最初の登りは私が先頭で曳く。4倍前後でじっくり。

6名の息があっている。登りでは上げても4.5倍ぐらい、平地も極端に速すぎず、遅すぎず、淡々とローテーションが回る。

向かい風が強く、時折突風もあるが、安心して走れる。

Iさんは、腰痛の影響できつそうにしているが、短く曳いて下がるのでついてこれている。

Sさんと私は少し余裕があるので、長めに曳く。上げ下げはないが地味にきつい。

6名が協力して走っているので、最後のストレートまで全員で脚がパンパンになるくらい走りきれるかなと期待していたが・・・

 

途中の登りで2番目に出発したグループを追い越す。

その後の下りでそのまま別々になれれば良かったが、運悪く信号待ちで合流することになる。

2番目のグループの何名かがこちらのローテに入ってくる。とういか大集団になる。

中途半端な曳き、中切れ、人数が増えたことによって横に膨らむ・・・

 

せっかくいい感じだった練習が台無しに。

怒鳴ったのは、邪魔された!っていう感情が大きかったからだろう。

 

 グループ分けして練習するのはなぜか

タイトルについて。

そもそもグループ分けして練習するのは、

  1. 人数を制限することによって安全確保を図る
  2. 走力が近いメンバーで走ることによる練習の質の向上

が主な理由になるだろう。

 

しかし、今日のようなことがあるとどちらも達成できない。

 

安全確保は最優先 

自転車に乗る理由は人それぞれで、擬似レースをして力比べをすることが楽しい、強い人にどこまでついていけるか試したい、というのはありだろう。

ただし、安全確保はどんな場合でも最優先事項でなければならない。

楽しんでこその趣味だが、自転車は公道を使うリスクの高い行為だ。

みんな家族や仕事がある。

車や地域に迷惑をかける可能性もある。

事故を起こしたり、迷惑をかければ練習環境を失う。

楽しむためにはルールを守らなければならない。

 

練習の質の向上 

疑似レース、力試しは、他者の練習を邪魔しない範囲で、ということになる。

日頃のストレス発散やその日の達成感のために、疑似レースでライバルたちと競って楽しむのはいい。私だってそうしたい日がある。

その一方、競技力の向上、レース成績の向上、身体能力の向上のために、真面目に勉強し、投資し、レースに向けてスケジュールを立て、取り組んでいる人もいる。

どちらの練習の仕方も、それぞれの価値観に基づいているわけで、いい悪いの話ではない。

しかし、練習内容が基本的に相いれないものになることが多いので、一緒に走るのは無理がある。

自由は他者の自由を侵害しない範囲で認められる。

どちらの立場でも、それぞれの走り方を押し付けたり、巻き込んだりしてはいけない。

 

まとめ

最後の話は、チームとしてどんな練習をするか、というところで統一された考えがあるわけではないので、はっきり言えないところもある。

 

これまではいろんな考え方があるから、ちょっと邪魔されても受け流していた。

今朝練習中に怒鳴ったことはちょっと後悔したが、邪魔されたり、安全を脅かされたら怒るのは仕方ない。人間だからね。

 

練習に臨む私のスタンスとしては、新インナーゲームにある以下の言葉。

 

真の競争は、協力と等式で結ばれる

 

競争は、ライバルを蹴落とすことではなく、互いに障害を与えあって(競い合って)それぞれの本当の力を引き出すことであり、それは協力である、というような意味。

グループ分けしたメンバーで、協力しながらそれぞれの力を出し切る練習をしたい。

例えば、脚力のある人は長めに曳き、そうでない人は短め、あるいはツキイチで。それぞれがギリギリのところで頑張れる強度を探りながら走る。これを継続できれば、全員がレベルアップできる。練習の質は自然と上がっていく。

 アタックして、ライバルを千切れば、気持ちいいだろう。でもそのライバルは、おそらく次も同じ力でしか対抗してくれない。

結局、自分自身も毎週同じレベルでしか練習できないことになる。

短期的な楽しみをとるか長期的な楽しみをとるか。

やっぱり価値観の話に戻るのか…

 

私自身の練習環境をどう整えるか、しばらく試行錯誤してみよう。

 

rj77.hatenablog.com

 

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