最近仕事が忙しくブログの更新が滞っているが、色々とチャレンジはしている。
その一つ、Free Styleリブレは私の健康管理にパラダイムシフトを起こした機器だ。
Free Styleリブレとは
簡単にいうと血糖値を24時間モニタリングできる機器である。
興味のある方はメーカーサイトを確認して欲しいが、基本的には糖尿病の患者さん向けのものだ(患者の方は保険適応もある)。
しかし、現代の食生活の中では、健康でありたい全ての人、そしてアスリートにとっても非常に有効な機器であると思う。
2022年の箱根駅伝では低血糖症で失速した選手がいる一方、フリースタイルリブレを装着して走っている選手も居たようで、スポーツ界でも血糖コントロールの重要性が浸透してきている。
2週間モニタリングしてわかったこと
・血糖値の上昇を抑えるためには、「糖質量」のコントロールが最重要
一般的に血糖値コントロールにはGI値が低い食品を選ぶことが重要だと言われているが、GI値が低い食品でも一定量以上を食べると普通に血糖値が上がる。
例えば、玄米は白米よりGI値が低く、身体に良いと思われていると思うが、私の場合、それぞれ200gを摂取した後の血糖値の上昇を比較すると有意な差はなかった。
また、蕃爽麗茶やからだすこやか茶を飲みながら食べても効果はなかった。
それよりも「量」が重要だ。
試行錯誤した結果、一食の摂取糖質量が30g〜40g程度であれば血糖値が140mg/dl以上に上昇しないことがわかった(一般的に70〜140mg/dlが正常範囲)。
お米の量だと概ね100g(白米、玄米関係なし)、おかずなどにも糖質は含まれているので、おかずに何を食べるかによって、さらに減らす必要が出てくる。
・タンパク質も血糖値は上がるっぽい。糖質と組み合わせるとハイパー
これは意外に思われるかもしれない。
だが、血糖値コントロールする上で、最も避けるべき組み合わせだ。
お米を食べなければ大丈夫だろうと、ほっともっとのカツとじのおかずのみを昼食に食べた日があったが、170mg/dlぐらいまで上昇した。
試していないが、カツ丼や牛丼では相当上がると予想される。
揚げ物も同じだ。
・ストレスでも血糖値上昇
昼食のお弁当、おそらくお米200グラムは入っていたであろうものを完食した後、午後一で結構緊張する会議(自分が説明する)があった際に血糖値が200mg/dlを超えていた。
血糖値に関心がある方なら知っていると思うが、これはストレスを感じたときに出てくるコルチゾールが原因だ。コルチゾールは逃走or闘争時に分泌され、体内に蓄えられている糖をエネルギーとして利用する働きがあり、血糖値を上昇させるためだ。
・トレーニング中の捕食でも血糖値は普通に上がる
これまで自転車トレーニングの休憩時には、激しく運動してエネルギーを大量に消費しているから、糖質補給が必要で、エネルギーが枯渇しているので血糖値も上がらないと思い(理由をつけて)、甘いものを結構食べていたが、普通に上がることが判明。
2時間近く走ってきて、どら焼き1個食べるだけでも、180mg/dlまで上がってしまう。
血糖値コントロールの効果
・肌状態の改善
もともと肌が荒れやすいのが悩みだが、糖質制限をする前は、年に数回、皮膚科に行って抗生剤を飲まなければ治らないぐらい化膿することがあった。
しかし、糖質制限を始めてからは、荒れることはあるけども、自力で治せるまでは改善している。
・間食が減った。
脂肪燃焼をうまくできるようになり、お腹が減りにくくなったと思われる。
また、甘いものを食べると気分が悪くなることも(大好きなルマンドを食べて気分が悪くなったのには驚いた)
・昼食後に眠くなりにくい
・頭の回転が早くなる、冴える
・体重コントロールが容易になった(安定した)
以上、ざっくりとわかったことや効果を書いてみた。
興味のある方は是非!