MET TRENTAのインプレ 〜様々なシチュエーションで使える万能エアロヘルメット

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METのTRENTA、半年ほど使ったので簡単なインプレ。

主に以前インプレしたOGKのFlairとの比較になる。

 

 

エアロ効果は?

METの公式サイトによると、

イタリアのニュートン研究所で行われた風洞試験では、クローズドエアロヘルメットのマンタHES以上の空力性能を証明。それでいながら頭部とヘルメットの接触面積を最適化し、ラインナップ中最高のエアフローを実現しています。

という説明がされている。

 

が、正直なところ、私のレベルで体感するのはちょっと難しい(笑)

平地を20分走してタイムがどうだったかとか、パワーがどうだったとか、体感がどうだったとか、ちょっと無理だ^^;

 

ただ、長めの下りで、頭に意識を集中させると、これまで使っていたOGKのFlairと比べて、頭にかかる圧が違うのがわかる。

Flairだとスピードが上がるほど頭が押されている感じが強くなるが、TRENTAはそこまで押される感じがしない。

TRENTAは、スピードが上がれば上がるほど、風が抜けていくのがよくわかる。

 

結構涼しい

Flairは空気孔がたくさんあって、涼しいヘルメットだとは思うが、前から入ってきた風はそのまま頭の前の部分に当たっている感じなのに対し、TRENTAは前部から入った風が頭頂部を通り、後頭部から抜けていく。後頭部に風を感じるのだ。結果、頭全体が冷却される。

 

当初、真夏はFlair、それ以外はTRENTAを使用する考えだった。

しかし、長いヒルクライムをしない私の練習環境ではTRENTAの方が涼しく感じることが多く、今年の夏はずっとTRENTAを使った。

 

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↑この後頭部にかけてすぼんでいる形状にすることによって、高いエアロフロー効果を生み出しているらしい。涼しさにもつながる。

 

Lサイズの重さ

カタログ上は265グラム。自分のものは264グラム。誤差はほとんどなかった。

 

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軽量モデルのFlairはLサイズで194グラムだったので、70グラムの増量だ。

ただ、70グラムも違う割にはそこまで重さの違いを感じない。

被りの深さを調整すると、バランスが良くなるからかもしれない。

 

ちなみに、Flairは軽量化のため、削ぎ落とされている部分が多く、若干チープな印象も否めなかったが、TRENTAはさすがイタリアンブランド、細部の仕上げが綺麗だ。

 

まとめ

エアロヘルメットは穴が少なく夏場は熱がこもるものが多いなか、高いエアロ効果を持ちながら、涼しさも期待できるTRENTAは、様々なシチュエーションで活躍できるいいヘルメットだと思う。

最近価格が下がり、カラーも増えた。

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国内ではOGKのエアロR1を被っている方が多いが、TRENTAも選択肢として良いのではないかと思う。