8月にS-WORKS7のインプレを書いたが、S-WORKSの購入とほぼ同時期にSUPERfeetのインソールを導入していたので、約半年使用してのインプレ。
私が使用しているのは、「CARBON(カーボン)」というもの。
インソールの機能などはメーカーやその他のサイトで解説されているので、あくまで私自身が感じたことを中心に書いていく。
第一印象
まずは直感的なものというか、第一印象。
大げさに聞こえるかもしれないが、初めてこのインソールを入れてペダリングした時には、シューズが「足裏に吸い付く」ような感覚だった。
引き脚のタイミングでシューズ(インソール)がついてくるというか。
この感覚は、インソールのフィット感とS-WORKSの軽量性がもたらしたものだと思う。
膝が内側に入りにくくなった
私のペダリングは膝が内側に入りやすい(特に右脚)のだが、SUPERfeetのインソールを入れると内側に入りにくくなった。
シューズにカント角がついているので、その効果もあるはずだが、このインソールを入れるとより改善しているようだ。
改善している理由は、SUPERfeetの特徴にあるのだろう。
メーカーによると特徴は以下の3点。
1 深くて頑丈なヒールカップ(特許取得)
2 後足部サポート形状(特許取得)
3 足骨格のねじれ補正(特許取得)
詳しく知りたい方はメーカーサイト(SUPERfeetの役割)を参照していただくとして、おおまかにいうと、「そのままにしておくとつぶれて内側に傾きがちなかかと周辺を効率的にサポートする」ということだと思う。
かかとがつぶれにくくなった結果、膝も内側に入りにくくなったのではないかと思う。
足裏が疲れにくくなった
土踏まずのサポートを謳っているインソールが多い中、SUPERfeetは踵のサポートを全面に押し出している。
過去に、土踏まずのサポートに重点が置かれているインソールを使ったこともあった。しかし、その手のものは、履き始めは土踏まずを心地よく押してくれる感じでいいのだが、長時間履いていると足裏に疲れを感じるようになる。
その点、SUPERfeetは踵と土踏まずの中間辺りをうまくサポートしてくれている感覚があり、土踏まずを無理にサポートしているような感じがない。長時間の使用でも疲れを感じにくくなった。
サイジングとフィッティングが重要
もっとも、SUPERfeetのインソールの性能をしっかり引き出すには、適正なモデルやサイズの選択、シューズへの一体化が必要だ。
使用しているシューズを持参して、取扱店で購入することをお勧めする。
私自身は那覇にあるRun Ride POINTさんで購入した。
いくつかのモデルがあったが、私の足に合ったのはカーボン。
シューズはジャストフィットに近かったので、通常はインソールがシューズの中で少し動くようするところを、ピッタリでセッティングしてもらった。
丁寧に作業してもらえるのだが、商品代金に工賃が追加されることもない。
SUPERfeetの特徴、モデルの紹介や調整のことなど書かれた、Run Ride POINTさんの商品紹介記事こちら↓
ちなみに、S-WORKS7の履き心地が格段に上がったので、もう一足、SIDIのSHOTにも入れてみた。
同じカーボンを入れたのだが、どんなに調整してもうまくいかなかった。
土踏まずのサポートも違和感のあるものになり、まるで別の商品を入れているようだった。
そういうこともあるので、やはり取扱店で購入したほうがいい。
まとめ
S-WORKSのインプレ記事ではインソールが唯一の不満点と書いたが、それが見事に解消されたと考えている。
S-WORKSはアッパーの素材がとても良く、快適な履き心地なのに、しっかりとホールドしてくれる。
そこにしっかり調整された(ここが重要!)SUPERfeetのインソールが加わり、足裏からのサポートも盤石になったというところだ。
今のところ、S-WORKS7とSUPERfeetは私にとってベストな組み合わせだ。