2024年味噌仕込み

去年初めて味噌を仕込んだが、想像以上に美味だったので、今年もチャレンジ。 去年は分量などをメモしておくことを忘れてしまったので、備忘録として書く(と言っても、仕込んでから2週間経ってるからすでに記憶が曖昧…)。 仕込み日 ・2024年1月14日 材料 …

栄養素が体内でどのように利用されるかまで考える

超人をつくるアスリート飯 山田豊文 ロードバイクで身体を酷使するようになってから10年以上 年齢を重ねるごとにリカバリーに時間がかかり、40代も半ばを過ぎて、負荷の高い練習の頻度も自然と少なくなってきた。 仕方のないことだが、少しでも抗うべく…

人生とは時間の投資である

時間を使いこなせば人生は思い通り 神時間力 星渉 普段だったら手を出さないようなタイトルだが、ここのところ時間の使い方が下手だと感じていて(ブログも書けず)、どうにかしなければと感じているところで目に留まった本。いい意味で裏切られた。 本書は…

まずは睡眠の「量」を確保しよう

ぐっすり眠る習慣 白濱龍太郎 このブログ開設初期の頃に「スタンフォード式最高の睡眠」についてレビューを書いた。 その中で、睡眠の質を高めるには眠り初めの最初の90分が重要であり、最初の90分で眠ることができれば、最高の睡眠が取れる、という内容が頭…

Free Styleリブレで自分に必要な糖質量を知る!

最近仕事が忙しくブログの更新が滞っているが、色々とチャレンジはしている。 その一つ、Free Styleリブレは私の健康管理にパラダイムシフトを起こした機器だ。 Free Styleリブレとは 2週間モニタリングしてわかったこと ・血糖値の上昇を抑えるためには、…

果糖の摂りすぎに注意! 〜肥満・糖尿病の人はなぜ新型コロナに弱いのか

肥満・糖尿病の人はなぜ新型コロナに弱いのか 「糖質過剰」症候群Ⅱ 清水泰行 本のタイトルは新型コロナが中心のようだが、内容は糖質過剰摂取の害を広く深く(かなり深め)取り上げている。 今回はその中で最も印象深かった「果糖」について。 果糖はいわば…

呼吸と体幹の安定 〜勝者の呼吸法

勝者の呼吸法 森本貴義・大貫崇 一言で内容をまとめると、 「呼吸が体幹の安定に重要である」 という本だが、人間の身体の左右非対称性について、 内臓の配置から横隔膜や呼吸に関係してくることをわかりやすく 解説してあり、スポーツ全般の動きで参考にな…

大人も気づかされる、親子で読みたい本 ~生き抜くチカラ

生き抜くチカラ ボクがキミに伝えたい50のことば 為末 大 陸上のハードル選手だった為末大氏だが、個人的には、現役時代より引退後の方が印象深い。 その為末氏が、人生で大事だと考えていること、子どもたちに伝えたいことをわかりやすく書いた本。 「諦め…

グループ分けして練習する理由とは? ~異なる価値観でもそれぞれ楽しむために

今朝のチーム練、ストレスを感じることがあり、練習中も思わず怒鳴ってしまった… その理由も含めて、最近感じていることをFBのグループに投稿しようかと思ったが、自転車に乗る価値観が異なるなかで、簡潔に書いて理解してもらえる自信もないし、反論に対応…

MET TRENTAのインプレ 〜様々なシチュエーションで使える万能エアロヘルメット

METのTRENTA、半年ほど使ったので簡単なインプレ。 主に以前インプレしたOGKのFlairとの比較になる。 エアロ効果は? 結構涼しい Lサイズの重さ まとめ エアロ効果は? METの公式サイトによると、 イタリアのニュートン研究所で行われた風洞試験では、クロー…

感染症を理解し、withコロナを考える 〜感染症の世界史

感染症の世界史 石 弘之 新型コロナウィルスの第2波か、感染者数が増えている。 報道は、日々の感染者数が大きく取り上げられるので、ヒステリックに感じることが多い。 客観的な情報を冷静に分析している記事もあるが、あまり目立たない。 情報を冷静に選別…

真夏のトレーニングにおススメ! ~ウルトラミネラルタブレット

TOP SPEED ウルトラミネラルタブレット 去年までは、夏のトレーニング時のドリンクは、梅丹の電解質パウダーを使っていた。 電解質パウダーは、ナトリウムの量が500mlあたり861mgとほかに類を見ない多さで、かつクエン酸も配合していて、美味しくないけど真…

不条理のなかにみる希望 〜自転車泥棒

自転車泥棒 ヴィットリオ・デ・シーカ ロードバイクに乗っていると、とかく「自転車」という言葉に反応する。 この映画もそんな引っ掛かりから、傑作と言われていたのでなんとなく観た。 最初は全く理解できず… ところが、今ではお気に入りの映画だ。 ちょっ…

ストレスは悪者じゃない。 ~ストレスを力に変える教科書

スタンフォードのストレスを力に変える教科書 ケリー・マクゴニガル 緊急事態宣言、休業要請、外出自粛… 4〜5月の新型コロナウィルスの影響はすさまじかった。 普通の生活ができないことで、DVや児童虐待、自粛警察など、ストレスを起因とした問題も発生して…

呼吸の認識が変わる! 〜人生が変わる最高の呼吸法

人生が変わる最高の呼吸法 パトリック・マキューン著 桜田直美訳 運動で苦しいときや疲れを感じたときには、たくさん酸素を取り入れるために大きく呼吸(深呼吸)しよう。 これは多くの人があまり疑問を持たずに信じたり、実践していることではないだろうか…

自分自身を大切にし、自然治癒力を導きだす ~オステオパシー医が語る自然治癒力

いのちの輝き ロバート・C・フルフォード&ジーン・ストーン 不思議な本である。 帯には吉本ばななが以下のように書いている。 読んでいるだけで、あせり、いきりたった心がなぜか落ちついてきて、自分の心身にごくふつうに気をくばるというあたりまえの大…

パイオニアSGX-CA600のインプレ

パイオニアのサイクル事業部のシマノへの一部譲渡が発表されて、まだ日も浅く、ちょっとした喪失感も感じているが、いいもののインプレは残しておきたいので、10カ月近く使った感想を今更ながら書いてみる。 視認性が高い Bluetooth送信ができる唯一のサイコ…

2019県民大会ロードレース(シニア)

現在の自分のパワープロファイルでは、上位に絡むのは厳しいだろうと予想しつつも、最近のチーム練での調子の良さから淡い期待をちょっとだけ持ちながらエントリーした。 レースは開始直後からY浅さんが一本曳き。 それにS里さんがついて、ちょい離れたとこ…

GTローラーをスマート化したら、メニュー練習の質が向上した!

GTローラーを今年4月にスマート化した。 かれこれ8カ月ほど使ったので、簡単なインプレをしてみる。 スマート化の仕方やZWIFTとの接続などは公式サイトやいろいろなブログ等で 紹介されているので、ここでは書かない。 (※私の環境は、主にZWIFTに接続し…

男女の違いをEQで乗り越える ~EQ こころの知能指数 vol.2

EQ こころの知能指数 ダニエル・ゴールマン EQについて二つ目の記事になる。 前回の記事では、私たちの脳で情動のハイジャックが起こる仕組みを説明し、 ・「感じる知性」と「考える知性」のバランスが人生の質を向上させること ・EQの領域は5つあり…

自分自身の情動を知ることがEQの基礎 ~EQ こころの知能指数 vol.1

EQ こころの知能指数 ダニエル・ゴールマン 有名大学出身で採用試験はトップで通過したけど、仕事ができない。周囲と協調して動けない。 「あの人、勉強はできるのにね・・・」 IQは高いのに、社会でうまく生きていけない。 その理由を本書の言葉で説明…

死を通じて見つめる人生の意味 ~イワンイリッチの死

イワン・イリッチの死 トルストイ 生まれたら、必ず死ぬ。自分自身もこの世に生を受けた以上、必ず死を迎える。頭ではわかっているが、実際に自分のことと受け止めることは難しい。 イワン・イリッチは帝政ロシアの官吏。 若いうちは、ある地方の県知事の秘…

Bluetooth接続でZWIFTやるなら、心拍計はWahooのTICKR心拍数モニターが便利かも

いろいろ訳あって、外で自転車に乗れない日々が続いている。ここ1ヶ月ほどずっとローラーなので、一度は解約したZWIFTに再度加入してひたすらメニューをこなす日々だ。 さて、ZWIFTを再開するにあたり、ANT+ドングルをノートPCに接続してプレイしていたが、…

Body Battery機能が社会人アスリートの体調管理にいいかも? ~Garmin vivosmart4 インプレ

Garmin vivosmart4 社会人アスリートはとにかく忙しい。 真剣に競技に取り組めば取り組むほど忙しい。 やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、トレーニングもする。 学生の頃とは違って、体力のピークをとっくに過ぎた身体は、適当なトレーニングではパ…

圧倒的状況における人間の考察 ユダヤ人心理学者のナチス強制収容所の体験記 ~夜と霧 

夜と霧 ヴィクトール・E・フランクル フランクルはウィーン大学でフロイトやアドラーに師事して精神医学を学び、ウィーンの精神病院で働いていたが、1942年にナチスの強制収容所に入れられた。 この本の原題は“Ein Psychologeerlebt das Konzentrationslager…

復帰前の沖縄を感じることによって見えてくるもの ~宝島

541ページもあるが、一気に読み終えた。 舞台は1952年から1972年、米軍占領下の沖縄。 戦後の混乱のなか、食料も生活必需品も不足しているなかで、米軍基地に侵入し、その豊富な物資を奪って生活の糧にしていたのが戦果アギヤー。 1952年、おんちゃんと呼ば…

人は誰でも幸福になることができる。そのために必要なのが共同体感覚。 ~アドラー心理学 その4

アドラー心理学の概要その4。 その1では、人は誰もが同じ世界に生きているのではなく、自分が意味づけした世界に生きていること、過去の出来事で現在の状況をすべて説明することはできず、そこには隠された目的があることなどを書いた。 その2の内容は、…

悩みの源泉は対人関係にあるが、生きる喜びや幸せもまた、対人関係にある ~アドラー心理学 その3

前回は、人間を動かす原動力になっている「劣等感」や「優越性の追求」について書いた。これらがあるからこそ、人は今よりも優れた存在になろうと課題に立ち向かったり、努力したりする。しかし、それが強すぎると逆に課題から遠ざかろうとする。 前回の記事…

人それぞれ一歩ずつ前へ進む 「劣等感」と「優越性の追求」 ~アドラー心理学 その2

前回は、「意味づけを変えれば、過去、今、未来が変わる」と題して、目的論やライフスタイルについて紹介した。 今回は、人間を動かす原動力となっている「劣等感」と「優越性の追求」について書く。 優越性の追求は人間の普遍的な欲求 見かけの因果律と劣等…

意味づけを変えれば、過去、今、未来が変わる ~アドラー心理学 その1

前回の性格に関する記事を受けて、勇気づけに関する記事を予定していたが、ここで一旦、自分自身の思考の整理の意味も含めて、4~5回に分けてアドラー心理学の概要をまとめてみることにした。 Eテレ「100分de名著」で過去に放送された「人生の意味の心理…